2011年10月11日火曜日

MTBジャパンシリーズ#6 瀬女高原大会


レース名:JCF/MTBジャパンシリーズイン石川
場所:石川県 白山瀬女高原
日時:2011年10月9日(日)11:05~
距離:6.0km×5周回(30.0km)
天候:晴れ/ドライコンディション
結果:優勝
1、片山 梨絵(SPECIALIZED) 1:32:39.47 
2、中込 由香里(SY-Nak SPECIALIZED) +10:32.40
3、田近 郁美(GOD HILL) +11:44.11

KANEYAN

ジャパンシリーズ最終戦である石川県瀬女高原スキー場には金曜日の朝に到着した。持ってきたバイクは女性用29インチバイクのFATE。ワールドカップでチームが使っているのが気になっていたので是非試したかった2012年モデルのバイクだ。
身長157cmの私が29インチバイクでポジションが出るのかどうかが心配で、今までトライしていなかったけど、世界初の女性用29カーボンハードテイルが出たという事でチャレンジしてみることにした。轍屋にてBG-Fitでポジションをみてもらったところ、今まで通りでも、さらに前傾を深めたポジションでも自由に選べたので、29erの乗り方も含めて試行錯誤しながら2週間弱テストライドし、初めてのクロスカントリーレース実戦投入となるのが今レースだった。



金曜日の試走ではとても体が軽く、下りも平地も走りがいのあるコースを楽しく走ることが出来た。世界選手権が終わってからは気持ち的にリラックスした日々を送っていて、「疲れていて迷ったら練習は休む、調子が良くてもトレーニングは腹八分!」をモットーにしていたところ、先週ぐらいから体の反応が良い日が増えてきた。来年へ向けた準備は順調だ。
土曜日は逆に転倒続きの試走となってしまった。下りでバランスを崩しそうな時はブレーキを解放してバイクを安定させているけど、その時にぐわっと良い勢いでバイクが加速するので体の反応が遅れて転んでしまう。まだ慣れが必要なので明日は丁寧なブレーキングを意識して走ることにするけど、スキルの方が追いつけば29erかなり攻めの武器になりそうだ!

※試走の動画はこちら


miya

号砲と共に飛び出す。今回も若手の岩出選手が勢いよく加速してきた。この勢いが続く時間を少しずつ、根気よく、工夫しながら伸ばしていってほしいと思う。登りに差し掛かった所で先頭に出て登って行く。後ろから迫力の気迫を感じて振り返ると小林選手だった。アトランタ五輪代表の先輩選手。「ちゃんとした走りで応えないと」とエネルギーをもらってシングルトラックに入った。転ばないように、少しでも速く、バイクを送っていく。1周目は比較的スムーズにいったけど、2周目からはエキスパートの選手をパスすることに苦戦した。なるべくお互いのレースを邪魔しないように走りたいので試走の時に抜かすラインをもっと見ておけばよかったと感じた。

Tamo

29インチバイクで一番助かったのはバイクの安定感。タイヤの接地面積が大きいので斜度のある滑りやすい登りでグリップが良く、バランスを取るための体力を使わずにじっくりとトルクをかけていける。じっくり踏んでもスリップするロスがないのでスピードは速い。下りも平地も終始安定しているので26インチのようにギュンギュン攻めいていく感覚がないのが不思議だったけど、それでも充分良いラップタイムでスピードを保ってレースを走りきれている。さらに29インチに慣れてバイクの上で私自身が自由に動ければ、もっとバイクを加速させることが出来るだろう。機材の面でも、体調の回復を確認する意味でも充実した来年に繋がる最終戦となった。サポート&応援ありがとうございました!

miya

バイク:SPECIALIZED Fate Comp Carbon 29
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS F:FAST TRACK R:Renegade
ヘルメット:SPECIALIZED S-Works Prevail
アイウエア:OGK Kabuto REALIS
データ:POLAR RS800CX BIKE
ペダル:TIME ATAC TITAN CARBON
マッサージオイル:Sports Balm イエロー1
ニュートリション:パワージェル
テーピング:New-HALE
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船・伊藤超短波 
サプリメント・トレーニング:ゴールドジム
メカニックサポート:轍屋自転車店
アイウエア調整:メガネナカジマ
遠征サポート:じてんしゃの杜
合宿サポート:SY-Nakキャビン(長野県 野辺山高原)