2011年2月21日月曜日

Sunshine Cup#1

レース名:Sunshine Cup#1(UCI Class-1)
場所:キプロス共和国 Larnaca
日時:2月20日11時31分~
結果:6位(18ポイント獲得)
1、ANNIKA LANGVAD (EASTON ROCKETS:DEN) 1:45:39,463  
2、BLAZA KLEMENCIC (FELT OTZTAL X-BIONIC:SLO) 1:50:46,232  
3、KRISTINE NØRGAARD (HMTBK:DEN) 1:54:47,842  
4、JANKA STEVKOVA (CK EPK DOHNANY:SVK) 1:56:47,322  
5、ANNE TERPSTRA MPL (SPECIALIZED MTB TEAM:NED) 1:57:56,935  
6、RIE KATAYAMA (SPECIALEZED:JPN) 1:57:57,366



 去年は4月にスタートしたMTBシーズンだが、今年は2月。ロンドン五輪の出場枠を獲得するためのポイントチェースがもう始まっているが、日本はもうちょっとで枠獲得に届かない22位という位置。これを1回目の締め切りである今年の5月22日までに18位に上げることが今回の遠征の目的でありミッションだ。ヨーロッパおよび南アフリカのレースを転戦し、次日本に帰れるのは3ヵ月半後。このミッションに賛同してくれたのは、メインスポンサーとして変わらずSPECIALIZED Japan。そしてサブスポンサーとしてポラール・エレクトロ・ジャパン、じてんしゃの杜、オージーケーカブトが加わってくれた。さらに、ここでは上げきらないほど多くのサプライヤーさん、Team Offroad to Londonメンバー(誰でも入れます!)。これら多くの人たちへの感謝をパワーと結果につなげなければ!
まず最初に訪れた国はキプロス共和国。トルコの下側、地中海に浮かぶ島。朝晩は冷え込むが、昼間は思ったよりも温暖で過ごしやすい。日中のトレーニングは夏の装備で充分だった。土質は砂っぽくて、岩のごろごろしたシングルをジープ道でつなぐレイアウトだ。ヨーロッパのコースはテクニカルなうえに流れがあって面白い。またここで走れることが嬉しいと感じた。



スタート。アスファルトのスタートループを反応良く飛び出した。風があるので2番手に下がってベストポジション。が、登りにさしかかった所であり得ない大失速をしてしまった。どんどん集団に飲まれていく。「悪夢だ」と思ったけど走る以外どうしようもなく、とにかくありったけの力でペダルを踏み込んだ。1周目は20番ぐらいを走っていただろうか。2周目でトップ10まで上がり、3周目の後半で一度は4位に上がる場面もあった。が、登りでアタックをかけられると体が反応できず、その差を埋めることができなかった。さらに最終ラップの最後の登りで両方の太ももが攣ってしまい、最後の最後で1人のライダーに刺されて6位でフィニッシュした。下りは去年よりも余裕があり、前との差を詰めることもできる。が、登りのパワーとスタートダッシュが去年のイメージまで上げきれていない。例年よりも短いオフシーズンの中でやるべきこともたくさんあり、まだレースに集中しきれていないのかもしれない。遠征が始まってしまえば、あとはレースの毎日。このままの力で日本に帰る気はないので、これから気持ちも体もどんどん上げていきたい。





バイク:SPECIALIZED S-Works Era 
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS サウザーウィンドF2.0 R1.8
ヘルメット:SPECIALIZED S-Works Prevail
アイウエア:OGK Kabuto REALIS(スモークフラッシュ)
データ:POLAR RS800CX BIKE
ペダル: ATAC TITAN CARBON
ウエア:WAVE-ONE
マッサージオイル:Sports Balm イエロー1
ニュートリション:パワージェル
テーピング:New-HALE
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船・伊藤超短波 
サプリメント・トレーニング:ゴールドジム
メカニックサポート:轍屋自転車店
アイウエア調整:メガネナカジマ
遠征サポート:じてんしゃの杜



写真:Shuhei Takenouchi


Movie Report 003 レース編

Movie Report 002 試走編
撮影:ウェアラブルHDビデオカメラ ContourHD