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2012年10月29日月曜日

JCFジャパンシリーズ J1 クロスカントリー第7戦


レース名:JCFジャパンシリーズ J1 クロスカントリー第7戦
場所:長野県 白馬村クロスカントリースキー場(スノーハープ)
日時:2012年10月28日 11:45~
結果:優勝
1. 片山梨絵(SPECIALIZED)1:21:27.26
2. 與那嶺 惠理(チーム・フォルツァ!) +5:22.72
3. 中込 由香里(team SY-Nak)+11:43.50



ついに最後のレースがやってきた。といっても特別な感情が沸き起こるでもなく、自分でも意外なほどいつもと変わらないレースウイークを迎えた。せっかく応援に足を運んでくれる人たちのために、自分の今できる最高の走りをできるように、9年間やってきたいつもどおり。淡々と準備を進めていった。レース前日、今回の会場と同じ白馬さのさかエリアにある、さのさかスキー場のコースへ行った。9年前、大学生のころレース前に仲間とキャンプした駐車場と初めてジャパンシリーズで優勝したゴールを見るために。ここから始まって今まで、いろんな人を巻き込んでやりたいことに精一杯挑戦して、本当に幸せ者だ。最後まで、しっかり走りたい。




レース前日までは走りやすいコンディションだったコースは前日の夜からの雨でマッドコンディションに変わった。林道が多くテクニカルセクションが少ないのがちょっとさみしいコースだったので、マッドになるくらいでちょうど良い。体を冷やさないように注意しながらウォームアップを行い、スタートラインに立った。朝からカイロプラクティックで体を整えてもらい、完璧にバイクをセットしてもらい、雨をしのぐブーステントを招集エリアの目の前に立ててもらって、スタッフに囲まれて。この環境でレースできるのが最後というのはちょっとさみしい。





スタート2分前の独特の緊張感を味わい、号砲とともにコースへ飛び出した。コース序盤は斜度も路面抵抗も少なく、ハイスピードで楽しい区間だ。中込選手と與那嶺選手がうしろに続いている。フィードゾーンを通り過ぎ、コース中で一番長い登りに差し掛かる。與那嶺選手が前に出てくるかな、と思ったけど、後ろを走りたい様子だ。泥で滑りやすくなった路面を彼女がどのように登っていくのか見てみたい老婆心のようなものが出てきそうになったけど、前を見て自分のレースに集中しなおす。なるべくスムーズなライン、泥の路面ならではのペース配分を守ること、など自分の持っているものを見せられるように前を走っていく。






2周目に入ると5分前にスタートしたエキスパート男子の選手に追いつきだす。みんなラインを譲ってくれて毎回ありがたい。「あ~・・・」「くそー」「これで抜かされるのも最後だ・・・」「がんばって!」などエキスパートの人のリアクションを聞くのもこれで最後。レース中は答える余裕がないときもあるけど、毎回結構楽しんでリアクションを聞いていました。一緒にコースをシェアしてきたエキスパートのみなさん、ありがとう。



レースは5周回。後続との差の開きがどんどん大きくなってきた。でも自分はもっと速く走りたいし、雨が止んでよりテクニカルになった路面(雨が降ってシャバシャバの泥のほうが抵抗が少なく走りやすい)をもっとスムースにこなしたい。うまくこなせて楽しくなったり、転んで悔しかったりしがら周回を重ねていく。そのまま、みんなの待ってくれているゴールラインへ帰って行った。もっと余韻に浸りたかったけど、左膝から冷たいものが流れている。ラスト2㎞を切った最後のシングルでバランスを崩したときに付いた膝が運悪く丸太の上で、膝を深く切ってしまったのだ。あーあ、最後までかっこ悪い。ゴールに集まってくれたみんなも膝の流血をみたらドン引きでそのまま病院送りとなったのでした。まぁこれがカタヤマリエです。




膝の縫合が終わって会場に戻ると表彰式。そのあとには盛大なサプライズ引退セレモニーがあって、たくさんの仲間、花、プレゼントに囲まれて本当に幸せな時間でした。本当に、長い間応援、サポートありがとうございました。日本のMTBはまだまだ強くなるし、盛り上がっていきます!これからもみんなで夢を追っていきましょう。よろしくお願いします。





All Photos : Shojiro Nakabayashi


バイク:SPECIALIZED Fate Expert Carbon 29
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS GRAUND CONTROL F2.1、R1.9(1.5気圧)
ヘルメット:SPECIALIZED S-Works Prevail
アイウエア:OGK Kabuto SMART
ウエア:WAVE ONE半袖ジャージ・レジェフィットサイクルパンツ
データ:POLAR RS800CX BIKE
ペダル:SHIMANO XTR
マッサージオイル:Sports Balm イエロー2、レッド1
ニュートリション:パワージェル、GOLD’S GYMアルティメッエネルギードリンク
テーピング:New-HALE 
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船 
サプリメント・トレーニング:ゴールドジム
メカニックサポート:轍屋自転車店
アイウエア調整:メガネナカジマ
遠征サポート:じてんしゃの杜
合宿サポート:SY-Nakキャビン(長野県 野辺山高原)



2012年7月18日水曜日

ジャパンシリーズ#4 富士見大会

レース名:ジャパンシリーズ#4 富士見大会
場所:長野県 富士見パノラマリゾート
日時:2012年7月15日 11:05〜
結果:優勝
1, 片山梨絵(SPECIALIZED)1:27:46.47
2, 中込 由香里(team SY-Nak)+9:09.26
3, 與那嶺 惠理(チーム・フォルツァ!) +9:45.50

Photo : KANEYAN

先月の全日本選手権で今シーズン前半戦が一区切りした後、1ヶ月ちょっとXCOレースは走らず後半戦の準備をしていた。そろそろギアチェンジをしようというタイミングの6月末にロンドンオリンピック出場の知らせを受け、今大会はジャパンシリーズの仲間への出場報告とロンドンオリンピック前最後のXCOレースという事になった。

Photo : KANEYAN

久しぶりのレース感覚を呼び起こし、現状把握とやりたい走りのイメージをしながら丁寧に走っていく。号砲と共に勢いよく飛び出したのは若手の岩出選手。綺麗な加速でシングルトラックへ先頭で入っていく。再び登りに差し掛かるところで声をかけて少しでも長く一緒に走りたいと思った矢先にチェーンを落としてしまうトラブルでそのまま一人旅となった。路面がウエットだったので転倒のトラブルを避けるべく慎重になりすぎた部分もあったけど、無理に力むことなく良いイメージでレースを走れた。あとはキレの部分を研ぎ澄ませば4週間後には良い走りが出来そうだ。


Photo : KANEYAN
Photo : UBBY

結果は優勝で、2位に安定して強いアテネオリンピアンの中込選手、そして3位にレースデビューにして表彰台という素晴らしい成績を残した若手の與那嶺が入った。女子エリートのレースは参加人数こそ少ないものの小林選手(アトランタ五輪代表)と中込選手と私の3人のオリンピアンと岩出選手や與那嶺選手のような若手の選手が一緒になって走っている。気がつけばベテラン組に私も入ってしまっているようなので、若手選手に少しでも何か感じてもらえる走りをしたいという新しいやりがいのようなものを感じている。

Photo : KANEYAN

Photo : UBBY

次のレースは8月11日、ロンドンオリンピック。今回の五輪は力みなく良い状態で迎えられそうだ。今までの経験を全てロンドンのコースで発揮できるように、一日一日を大切に過ごしたい。

Photo : KANEYAN


バイク:SPECIALIZED Fate Expert Carbon 29
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS FAST TRACK
ヘルメット:SPECIALIZED S-Works Prevail
アイウエア:OGK Kabuto SMART
ウエア:WAVE ONEレジェスクエア半袖ジャージ・レジェフィットサイクルパンツ
データ:POLAR RS800CX BIKE
ペダル:SHIMANO XTR
マッサージオイル:Sports Balm イエロー3
ニュートリション:パワージェル、GOLD’S GYMアルティメッエネルギードリンク
テーピング:New-HALE 
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船 
サプリメント・トレーニング:ゴールドジム
メカニックサポート:轍屋自転車店
アイウエア調整:メガネナカジマ
遠征サポート:じてんしゃの杜
合宿サポート:SY-Nakキャビン(長野県 野辺山高原)


2012年5月28日月曜日

2012 J Yawatahama International Cross-Country Race

レース名:2012 J Yawatahama International Cross-Country Race
第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)マウンテンバイク日本代表派遣選手選考会
場所:愛媛県 八幡浜市
日時:2012年5月27日 11:00~
結果:優勝
1, 片山梨絵(SPECIALIZED)1:19:24.49
2, 中込 由香里(team SY-Nak)+8:01.86
3, 田近 郁美(GOD HILL)+8:20.50



久しぶりに八幡浜にやってきた。4年前、北京五輪の選考会会場となったこのコース。あの時は事前に何度も試走に来て準備し、そして出場権を勝ち取った思い出のコースだ。今回のロンドン五輪は4年前とは違って日本の出場枠は獲得できていない。ただ、もしも補欠枠が回ってきたときに派遣する選手を選考する大切な大会だった。みんなの力を合わせてロンドン五輪を目指してきたけど、力が足りなかった。とはいえ、希望の糸を繋ぐ最後の仕事がここでの優勝だった。


2月から毎月ヨーロッパと日本を4往復して体の中の時間軸がめちゃくちゃだった。ヨーロッパにも日本にも順応していなくて、火曜日に帰国した後も快眠が訪れないままレース当日を迎えた。ここまで必死にやってきて負けるはずがないという自信はあったけど、過去に2度、自分でも信じられないほどの大失速レースを経験しているので不安がないわけではなかった。そんな中、SPECIALIZEDチームの完璧なサポート体制は優勝するにふさわしいものだという安心感を与えてくれた。




いつも支えてくれるスタッフのみんなに「いってきます、よろしく!」の挨拶をしてスタートラインに並ぶ。あとは自分の走りに集中するのみ。W-UPで寝不足のせいか体が硬くなっているのを感じていたので前半は抑え気味のペースで焦らずいき、自分が好きなリズムセクション(縦横の小刻みな動きのあるシングルトラック)を攻めることでレースへの集中を高めていった。ライン取りも、体の使い方も、確実に丁寧に。自分たちのやってきた事を信じて走っていった。







期待して応援してくれたみんなには申し訳ないけど、私自身は結果はどうあれ、挑戦できて良かったと思っています。ありがとうございました。挑戦の過程で得た上に近づける感覚を頼りにやり残した課題に取り組みつつ、少しでも世界の頂点に自分を近づけ吉報を待ちたいと思います。


All photos : shimaco
バイク:SPECIALIZED Fate Expert Carbon 29
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS レネゲード
ヘルメット:SPECIALIZED S-Works Prevail
アイウエア:OGK Kabuto SMART
ウエア:WAVE ONEレジェスクエア半袖ジャージ・レジェフィットサイクルパンツ
データ:POLAR RS800CX BIKE
ペダル:SHIMANO XTR
マッサージオイル:Sports Balm イエロー2
ニュートリション:パワージェル、GOLD’S GYMアルティメッエネルギードリンク
テーピング:New-HALE 
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船 
サプリメント・トレーニング:ゴールドジム
メカニックサポート:轍屋自転車店
アイウエア調整:メガネナカジマ
遠征サポート:じてんしゃの杜
合宿サポート:SY-Nakキャビン(長野県 野辺山高原)





2011年10月11日火曜日

MTBジャパンシリーズ#6 瀬女高原大会


レース名:JCF/MTBジャパンシリーズイン石川
場所:石川県 白山瀬女高原
日時:2011年10月9日(日)11:05~
距離:6.0km×5周回(30.0km)
天候:晴れ/ドライコンディション
結果:優勝
1、片山 梨絵(SPECIALIZED) 1:32:39.47 
2、中込 由香里(SY-Nak SPECIALIZED) +10:32.40
3、田近 郁美(GOD HILL) +11:44.11

KANEYAN

ジャパンシリーズ最終戦である石川県瀬女高原スキー場には金曜日の朝に到着した。持ってきたバイクは女性用29インチバイクのFATE。ワールドカップでチームが使っているのが気になっていたので是非試したかった2012年モデルのバイクだ。
身長157cmの私が29インチバイクでポジションが出るのかどうかが心配で、今までトライしていなかったけど、世界初の女性用29カーボンハードテイルが出たという事でチャレンジしてみることにした。轍屋にてBG-Fitでポジションをみてもらったところ、今まで通りでも、さらに前傾を深めたポジションでも自由に選べたので、29erの乗り方も含めて試行錯誤しながら2週間弱テストライドし、初めてのクロスカントリーレース実戦投入となるのが今レースだった。



金曜日の試走ではとても体が軽く、下りも平地も走りがいのあるコースを楽しく走ることが出来た。世界選手権が終わってからは気持ち的にリラックスした日々を送っていて、「疲れていて迷ったら練習は休む、調子が良くてもトレーニングは腹八分!」をモットーにしていたところ、先週ぐらいから体の反応が良い日が増えてきた。来年へ向けた準備は順調だ。
土曜日は逆に転倒続きの試走となってしまった。下りでバランスを崩しそうな時はブレーキを解放してバイクを安定させているけど、その時にぐわっと良い勢いでバイクが加速するので体の反応が遅れて転んでしまう。まだ慣れが必要なので明日は丁寧なブレーキングを意識して走ることにするけど、スキルの方が追いつけば29erかなり攻めの武器になりそうだ!

※試走の動画はこちら


miya

号砲と共に飛び出す。今回も若手の岩出選手が勢いよく加速してきた。この勢いが続く時間を少しずつ、根気よく、工夫しながら伸ばしていってほしいと思う。登りに差し掛かった所で先頭に出て登って行く。後ろから迫力の気迫を感じて振り返ると小林選手だった。アトランタ五輪代表の先輩選手。「ちゃんとした走りで応えないと」とエネルギーをもらってシングルトラックに入った。転ばないように、少しでも速く、バイクを送っていく。1周目は比較的スムーズにいったけど、2周目からはエキスパートの選手をパスすることに苦戦した。なるべくお互いのレースを邪魔しないように走りたいので試走の時に抜かすラインをもっと見ておけばよかったと感じた。

Tamo

29インチバイクで一番助かったのはバイクの安定感。タイヤの接地面積が大きいので斜度のある滑りやすい登りでグリップが良く、バランスを取るための体力を使わずにじっくりとトルクをかけていける。じっくり踏んでもスリップするロスがないのでスピードは速い。下りも平地も終始安定しているので26インチのようにギュンギュン攻めいていく感覚がないのが不思議だったけど、それでも充分良いラップタイムでスピードを保ってレースを走りきれている。さらに29インチに慣れてバイクの上で私自身が自由に動ければ、もっとバイクを加速させることが出来るだろう。機材の面でも、体調の回復を確認する意味でも充実した来年に繋がる最終戦となった。サポート&応援ありがとうございました!

miya

バイク:SPECIALIZED Fate Comp Carbon 29
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS F:FAST TRACK R:Renegade
ヘルメット:SPECIALIZED S-Works Prevail
アイウエア:OGK Kabuto REALIS
データ:POLAR RS800CX BIKE
ペダル:TIME ATAC TITAN CARBON
マッサージオイル:Sports Balm イエロー1
ニュートリション:パワージェル
テーピング:New-HALE
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船・伊藤超短波 
サプリメント・トレーニング:ゴールドジム
メカニックサポート:轍屋自転車店
アイウエア調整:メガネナカジマ
遠征サポート:じてんしゃの杜
合宿サポート:SY-Nakキャビン(長野県 野辺山高原)

2011年9月20日火曜日

MTBジャパンシリーズ#5 富士見大会

レース名:MTBジャパンシリーズ#5 富士見大会
場所:長野県 富士見パノラマリゾート
日時:2011年9月18日(日)
結果:優勝
1、片山 梨絵(SPECIALIZED) 1:33:18.37 
2、田近 郁美(GOD HILL) +8:55.06
3、中込 由香里(SY-Nak SPECIALIZED) +11:01.63
4、小林 可奈子(クラブ安曇野)+16:21.70

 今シーズンの海外でのレースが一通り終わり、リラックスしながら走れる国内のレースをいくつか残すのみとなった。とはいえ、なんとなく走るのではもったいないので今回は新しい機材を試してみることにした。今まで8年間フルサスペンションバイクを乗り続けてきたわけだけど、海外で走った時に感じるスタートの爆発的な勢いや登りでのパワー差を埋めるために、バイクを少しでも軽くしてみたいという思いがあった。また、基礎に戻ってバイクコントロールのスキルを見直してみたいというのもあり、26インチのハードテイルバイク、S-WORKSスタンプジャンパーでレースをすることにした。



 轍屋でBG-Fitをして体にあったポジションをすでに出してもらっていたので、試走を始めてからはサスペンションやタイヤの空気圧など調整する項目を絞ってバイクを仕上げていくことが出来た。機材スポーツなので悩みだしたらきりがないけど、新しいバイクでもポジションに悩むことなく調整できるのはありがたい。試走のドライコンディションでは大きくバイク操作で戸惑うことはなく、ハードテイルならではの素直なコーナリングとペダリングのメリットを感じることが出来た。前日土曜日の試走では雨が降ってスリッピーなウエット路面となった。明日のコンディションを予想して泥はけを良くするためタイヤのノブの一部を間引く作業をお願いし、野辺山のSY-Nakキャビン(標高1300m)に高知順応も兼ねて宿泊し、レースを迎えた。

 当日は快晴。だが、路面はマッド。昨日の滑りやすい路面を多くのライダーが走ることによって土がこねられ、少し重い路面抵抗のあるマッド路面となった。それほど深い泥ではないのでドライタイヤを基本に、昨日オーダーしたセンターブロックをカットしたFast Track LKを後輪、そのままのLKを前輪にセットしてもらった。ウォーミングアップで感じた体の感覚は良さそうで、楽しみにレースを迎えた。



号砲を共に走りだす。高回転気味にペダルを回していくと、自然と独走態勢になった。いつもの感覚ならしばらく集団で走ることになるであろうペースだったのでスタンプジャンパーの軽さのメリットなのだろう。そのまま1周目をスムーズに走り終えた。2周目に入り、エキスパートクラスの選手と混走になる。ラインを変えたり、自分の意志以外のブレーキングはよりテクニックが要求される。人とラインを取りあうのもレースのうちなので良いチャンスだと思って走っていたが、どうにもこうにもリズムがつかめず、ここらへんから転倒が多くなった。途中サドルが曲がってしまうアクシデントもあったが、沿道のかたにお願いしてチームメカに伝達してもらい、テクニカルアシスタントエリアでスムーズに修理してもらえたのでレースを続行することが出来た。

 ラスト2周ぐらいに大きな疲労を感じたのはハードテイルならではの衝撃を体に受けていたからだろうか? 他にも重心の前後移動などもう少し慣れる必要はあるけど、なかなか好感触の新機材を使ったレースだった。機材スポーツなので体以外にも調整するポイントは多く、奥が深い。サポートして下さるみんなの知恵を借りて、機材も体も来年のベストを模索していきたい。





バイク:SPECIALIZED S-Works Stumpjumper 26
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS LK 
ヘルメット:SPECIALIZED S-Works Prevail
アイウエア:OGK Kabuto REALIS
データ:POLAR RS800CX BIKE
ペダル:TIME ATAC TITAN CARBON
マッサージオイル:Sports Balm イエロー3、FreshingFuluid
ニュートリション:パワージェル
テーピング:New-HALE
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船・伊藤超短波 
サプリメント・トレーニング:ゴールドジム
メカニックサポート:轍屋自転車店
アイウエア調整:メガネナカジマ
遠征サポート:じてんしゃの杜
合宿サポート:SY-Nakキャビン(長野県 野辺山高原)


2010年10月11日月曜日

2010ジャパンシリーズ最終戦 瀬女大会

レース名:ジャパンシリーズJ1 XCO最終戦 瀬女大会
日時:2010年10月10日 11:05~
場所:石川県 白山市 白山瀬女高原スキー場
結果:女子エリート優勝
1、片山 梨絵(SPECIALIZED) 1:35:36.82 
2、矢沢 みつみ        +5:50.66 
3、中込 由香里(SY-Nak SPECIALIZED) +6:40.69


photo:Akihiro Nakao

アジア選手権の帰国から約1週間、次は石川県でジャパンシリーズの最終戦が開催された。春のシーズンインから夏まではレースが終わってもそれほど引きずる疲労は感じなかったけど、世界選手権以降はそうはいかない。2月にニュージーランドで今シーズン初レースを走ってから、約8か月が経過しているのだ。アジア選の後も体と相談しながら回復最優先で、11月18日まで続くシーズンの充電をしていた。
 金曜日に現地入り。Tシャツで十分な陽気で秋晴れの一日だった。今年の瀬女のコースはシングルトラックが2か所も削られてさみしい感じがしたけど、久しぶりのマウンテンバイクを、2か所あるダウンヒルを楽しんで好感触で試走を終了。翌日は朝から雨だったが路面はまだ荒れておらず、ドライタイヤで十分グリップするコンディションだった。チームメイトの啓祐に前を引いてもらったお陰で下りのスピード感を確かめることができた。
 当日は大雨!朝からスポーツクラスのレースを走ったメカニックのEddy情報によると、路面はかなりぬかるんでスパイクタイヤが必要とのこと。自分自身の体調がレース仕様になっていないので路面抵抗の小さいドライタイヤで少しでも楽をしたい…と思っていたけど断念してノブのあるタイヤに交換してもらった。
 スタート。今回はダンシングの練習をしたかったので、なるべく要所要所でダンシングを入れていく。コンディションを今日に合わせられなかったので平地の踏みでは粘れないだろうから、下りとシングルのスムーズさを武器にしてレースをするのが今日の作戦。しかし、5分前にスタートしたエキスパートの選手に1周目から追い付いてしまってそれができなかったのでちょっと焦った(レース中にも関わらず道を譲ってくれた多くのライダーには感謝です)。結局後ろとのタイム差が聞きとれずにヒヤヒヤしながらの走りだったけど、その緊張感がちょうど良く、悪くないタイムでゴールできた。抵抗の大きいマッド路面でももっとトルクをかけて踏めるようになりたい、という課題を残しつつも、まずまず上出来のレースだった。
雨の中、泥の中、応援・サポートありがとうございました!







使用機材
バイク:SPECIALIZED S-Works Era 
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS F:Purgatory R:Storm1.8
ペダル: ATAC TITAN CARBON
マッサージオイル:Sports Balm イエロー1、ウルトラバルム
アイウエア:SPECIALIZED ARC TERRA SMALL
アイウエア調整:メガネナカジマ
ニュートリション:パワージェル
データ:POLAR RS800CX BIKE
レースウエアー:WAVE-ONE
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船 
テーピング:New-HALE
メカニックサポート:轍屋自転車店